栽培方法によって異なるデコポンの出荷時期
冬に出回るデコポンと春に出回るデコポン
未来来農園の林田です。今回はテーマにもあるように、デコポンが出回る時期で何が違うのかお話をしていこうと思います。
春になり、冬の時期のデコポンよりも手頃な値段でスーパーなどに並んでいるのを目にすることが多くなっていることでしょう。
値段が下がっているから、冬の時期のものよりも味が落ちるんじゃないの?と思っている方も多いのではないでしょうか?
味覚には個人差があるので一概には言えませんが、春以降に出回るデコポンの方が好きという方は多いと思います。実際に私の農園でも、春前に出荷するデコポンは、基本的に個人販売いたしません。
それは、春以降出荷される美味しいデコポンを食べていただきたいからです!
冬に出回るデコポン
冬に出回るデコポンは、ビニールハウスで行う栽培方法です。
そのハウス栽培にも2種類あり、
寒い時期にハウスの中で暖房をつけて栽培する、加温栽培と、
暖房をつけない無加温栽培に分けられます。
加温栽培は寒い時期に暖房をつけて室内を温めることにより、デコポンの木が春が来たと勘違いして、早く芽を出します。早く芽を出すということは、早く実が成熟します。
ですから、デコポンの中で一番出荷が早いのが加温栽培のデコポンとなるわけです。
早いものだと12月の上旬にはデパートなどに並んでいます。
無加温栽培は加温栽培ほど早くは出荷できませんが、1月下旬ごろからお店に並び始めます。
というわけで、冬に出回るデコポンは、ビニールハウス栽培のデコポンが出回っているということでした。
ハウスの中は、雨が入りませんので、水やりをする水道が通っており、思い通りに水やりができるようになっているため、定期的に水をやることで酸味が少なくなり、あっさりとした味が特徴です。
春に出回るデコポン
春に出回るデコポンは、木の上に何も被っていない、露地栽培といわれる栽培方法のデコポンです。
露地栽培はハウス栽培に比べ、
上になにも被っていないため、病気や害虫の被害を受けやすい、雨が降らないと水が確保できないところが多い、
などの問題点がいくつか挙げられますが、
太陽の陽をたっぷりあびて育ったデコポンの味は、濃厚な甘さと程よい酸味が口いっぱいに広がります。
だいたい、1月から収穫を始めて、3月ごろまで倉庫で寝かし、酸味が和らぐまで待ってから出荷となります。
収穫後いろいろな作業を経て出荷となります。
ハウス栽培よりも低価格で、濃厚な味が特徴。
春出荷のデコポンを是非!!
未来来農園では春出荷のデコポンを産地直送しています。
こだわりのデコポンを是非一度ご賞味ください。
熊本から産地直送!デコポン、サラダたまねぎ、ぎんなん | 未来来農園(みらくるのうえん)
未来来農園(みらくるのうえん)と申します!あなたに「みらくる」な「未来」が「来」ますように。というキャッチコピーのもと、産地直送で安心、安全な食べ物で皆様に喜んで頂けるものを生産しております。主にデコポン、サラダたまねぎ、ぎんなんを生産・販売しており、かわいいデザインの段ボールでお届けしますのでギフトにもおすすめです!
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